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Blog: Social impact issues2023.03.29
インターネット・ゲーム障害は新たな生活習慣病
読売新聞ではアテンションエコノミーやフィルターバブルによる「情報偏食」のもたらす若者たちへの影響を特集連載記事で連載しています。3月29日、読売新聞全国版に「インターネットゲーム依存(IGD)は新たな生活習慣病である」とコメントを掲載いただきました。デジタルコカインと呼ばれるように、脳に強い刺激が与えられ続けると、より強い刺激を求めるように依存脳が形成されてしまいます。スマートフォンやタブレット端末は子どもから大人まで全国民に普及しており、現代社会では誰しもオンラインゲームやSNSに依存する危険性が高まっています。特にアジアの男性は世界の中でも特にインターネットゲーム依存症になりやすく、有病率は日本の大学生は3.3%~18.7%に達し、若年層の新たな生活習慣病と指摘されています。IGDの依存と脳の関係をひもとくとともに、依存に陥らないために必要な対策、そこから抜け出すために必要な方策について、国は治療法の研究など一刻も早く本格的な対策に乗り出すべきです。
読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/national/20230329-OYT1T50062/2/
この度の掲載は2022年に私共の発表した論文が引用元となっています。
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