Research

Head movement on the infantile swing chair

           

 車のチャイルドシートや子どもをあやすためのスイングチェアーなどStop and Goを繰り返す外力は、頸の据わらない乳児では慣性の法則に従い過剰な角度で頸(頚髄)を始点に頭部(大脳)が揺さぶられてしまいます。こうした外力(剪断力)が乳幼児揺さぶられ症候群 (Shaken Baby Syndrome; SBS) に関係したとする事例が報告されています。

https://www.jpeds.or.jp/modules/general/index.php?content_id=6

https://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=105


 我々は早期より本疾患に着目しており、2000年にPubMED掲載で国内2例目の症例を報告しました。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11144170/

 それ以後、引き続き本疾患の社会的啓発に努めています。

2010 DJMS BEAT SBS Imataka et al..pdf

2009 DJMS 3 cases of SBS Imataka et al..pdf